セゾンAMEX「謎ポイント」について

（６月３日訂正追記）

先日、ゴールド以上のセゾン・アメリカン・エキスプレス・カード（セゾンAMEX）には謎ポイントが付くと書きました。

【日曜コラム】ポイントのセゾンか？情報のJCBか？

その実態をご披露してみようと思います。

今セゾンNetアンサーで確認できる過去３ヶ月分について列挙してみますと次のようになります。カードはセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードです。

４月　119,719円利用　301p (うちボーナスポイント114p)　差引基本ポイント187p
５月　146,286円利用　283p (うちボーナスポイント137p)　差引基本ポイント146p
６月　 70,040円利用　565p (うちボーナスポイント495p)　差引基本ポイント70p

付与ポイントからボーナスポイントを差し引いた基本ポイントは基本1,000円につき1ポイントとなっているようですので、これは理解できます。４月分だけ1,000円1ポイントを超えているのは海外利用分が２倍になっているからだと思われます。

次にNetアンサーのボーナスポイント履歴で確認できるボーナスポイントは下記のようになります：

４月　6p
５月　46p
６月　459p

明細に記される「ボーナスポイント」とは、ゴールド以上のセゾンAMEXに与えられる1,000円につき0.5ポイント（６月分は1.5ポイント）の上乗せを含むもののようです。それにしても計算が合いません。例えば６月分は564ポイント（ボーナス459p+1.5p上乗せ分105p）になっていなければおかしいのですが495ポイントしか付いていません。（６月３日訂正追記）間違えました。ボーナスポイントには1.5p上乗せ分が含まれていましたので、正しくは459ポイントのはずでした。それが実際は495ポイント付いていますので、計算より多いです。

また、各月の計算上のポイントは次のようになります：

４月　185p
５月　265p
６月　634p529p（６月３日訂正）

４、５月は1,000円につき1.5ポイント、６月はセゾンクラッセの特典で1,000円2.5ポイントが付く計算です。それにNetアンサーの履歴に残っているボーナスポイントを足したのが上の数値。初めに挙げた実際のポイントと比べていただければ違いが分かると思います。

４月分は海外利用があったので1.5ポイント計算より多いポイントが付いていますが、５月は計算より若干多く、６月はずいぶん少なくなっています。（６月３日訂正追記）５、６月とも計算より多くポイントが付与されています。どうにも計算が合わないのです。私が「謎ポイント」と呼ぶゆえんです。

これは私の計算能力が低いせいではなく、楽天やJCBなど他のカードなら計算と少しも違わぬポイントが付与されます。上のように計算より低い月もあるのですが、反対に多い月もあり（６月３日訂正追記）計算より多い月があり、そのためにゴールド以上のセゾンAMEXは得をしている気分になれます。夢のあるポイント制度です。
これはパールの時には見られなかった現象なので、ゴールド以上のセゾンAMEX特有のもののようです。どなたか仕組みがお分かりになりましたらコメントかツイッターで教えていただけると幸いです。