【日曜コラム】ループイフダンはドル円戻り売りをしなくてよいこと

今年も早３月中旬で、間もなく紅白歌合戦ですが、今年に入ってから評論家各位より推奨されているのが「ドル円戻り売り」です。その中でロングを続けている私は無謀、バカにも思えるのですが、ループイフダンなどリピート注文にはこれでいいのだと考えます。

裁量の場合には、106円を超えたところで戻り売り、105円台で利確という繰り返しができます。しかしリピート注文では利確のみで良い105円でも新規ポジションを取ってしまいます。これが面倒で、後々いつまでも決済されずに残る可能性が高いのです。スワップポイントが付くのなら良いのですが、米ドル円ショートでは大量のスワップが毎日引かれます。どこかで損切りしないとやがて決済に至っても損が出るポジションになってしまいます。

裁量でやるならば確かに今はドル円戻り売りがベストだと思いますが、リピート注文ではスワップポイントの付くロングで運用して行くのが良いのだと思います。下でポジションを建てておいて、裁量の人がショートのポジションを建てる上のポイントで利確する、というやり方でいいんだろうと思います。

【日曜コラム】ループイフダンのエントリーは重要

ループイフダン、トラッキングトレードなどリピート注文トレードを行う際にエントリーの重要性を今さらながら分かりました。

リピート注文でエントリーをする際には、.00、.50など節目付近で入っては駄目です。私が今それで、いつもあと10pipsというところまで行っては跳ね返されて下げています。エントリーする際には.20、.80などのレートが良いようですね。１年間続けて来て、そのことが分かりました。

リピート注文ではつい何気なく始めてしまいがちですが、きちんと考えてのエントリーが利益につながるようです。次回からは気をつけたいと思います。
なかなか難しいんですけどね。

緊急寄稿：米ドル円暴落

米ドル円が暴落中です。ループイフダンは２ポジション目を取りました。i-NET TRADERのチャートは下に突き抜けて見えなくなっちゃって大変です。（パソコンの下から出て来るんじゃないかと思う。）

フリン氏がロシアゲートの問題でトランプ大統領に不利となる証言をするとの報道が原因です。私は胸の高鳴りを抑えきれません。
トランプはこれでもう終了。弾劾、罷免となるかも知れません。そうなったら世界最大のリスク要因であるトランプがこの世から消えるので、米ドル円には絶好のチャンス到来です。年明け120円もあるかも知れません。
トランプがいれば、そんなドル高はなんとしても阻止するでしょうが（何かニュースを流させて）、そのトランプがいないとなれば米ドル円は青天井です。

わくわくして来ました。

【日曜コラム】FX入門一周年を迎えました

デモ口座で練習した後、実弾を投下してトラッキングトレードを始めてから１年が経ちました。この１年で気付いたことを書いてみたいと思います。

【１】デモと実戦ではまるで違う
実弾を投下してトラッキングトレードを始めた時に感じたのは、デモとはまるで違うということでした。エントリーする時の緊張から全く違います。メンタル面はデモでは全然練習になっていませんでした。これは余裕資金を投下して実戦でやってみるしかないですね。いくらデモを続けてもあまり意味はないと思いました。

【２】ループイフダンの方がいい
トラッキングトレードでFXに入門しましたが今年の１月（米ドル円が年初来最高値を付けた時から）ループイフダンを始めました。やってみてループイフダンがとても気に入りました。まずループイフダンでは停止や再開が気軽に行えます。トラッキングトレードでは一度停止してしまうと全決済しなければ再開できません。この自由度はループイフダンの大きな魅力です。またループイフダンはスプレッドで手数料を払いますが、ポジションが立つごとに証拠金が減るトラッキングトレードよりも気分的にいいです。錯覚なのですが手数料を払っていない感じがします。ただループイフダンはiPhoneアプリが頻繁に落ちるので、それは大変困っています。トラッキングトレードも同じアプリなのですが何故か落ちません。

【３】リピート注文は負けない
裁量をやってみたところ惨敗でした。一方リピート注文では着実に資産を増やせています。リピート注文は負けないFXだと思います。莫大な資金がなければそれほど利益は得られませんが、負けないというのは凄いことだと思います。

【４】裁量トレードは長期スイングがいい
裁量トレードは目下のところ12勝3敗です。12勝は長期のスイングで勝ちました。損切りをずっと下に置いてレートが戻って来るのをひたすらに待ちます。これならば勝てました。このところの3敗は近いところに逆指値を置いたため損切りにかかりました。裁量トレードでもリピート注文の手法を入れて損切りポイントを下に置き、基本損切りしないで長期で待つ手法がいいように思います。これはまだ仮説ですが、これからその手法でやってみようと考えています。

【５】高値づかみ対策が急務
ループイフダンを始めたのは米ドル円が年初来高値を記録したまさにその瞬間でした。エントリー後すぐに大きな陰線を描き米ドル円は長い下落に入りました。裁量でも、私がエントリーするとすぐに急落し、損切りにかかるまで勢いよく下げて行きます。エントリーして上げたためしがありません。これはどうすれば回避できるのか。対策が急がれます。

明日からはFX２年生です。今後ともよろしくお願いいたします。

【日曜コラム】ケンティッシュ・ブレークはなぜ難解か

FXのトレードツールに流れるニュースに「ケンティッシュ・ブレーク」というものがあります。１日２回、市況分析とトレード指南を行ってくれるものですが、これが難しくて分からないという声があります。
私はその難解さの原因は、ケンティッシュ・ブレークの日本語にあると考えます。

ケンティッシュ・ブレークを書く人はどんな多忙ぶりでどんな慌て方をしながら書くのでしょうか。誤字脱字のオンパレードです。例えば「雇用時計」というのがありました。「下値トライには超になっている」というのもありました。これを読み解くためには「雇用統計」の間違いか、「下値トライには『慎重』になっている」んだな？と解釈しなければなりません。しかしそのためには相場に関する知識が必要で、初心者には難しいことです。これが「ケンティッシュ・ブレーク」の難解な理由でしょう。思わず笑ったのは「引き続き相場がお菊動意づいてからの始動が賢明であろう」というものです。「お菊」って。（笑）（もちろん「大きく」の間違いです。）

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【日曜メモ】高金利通貨の両建ては

「コラム」と呼べるほどのシロモノではなくなって来たので「メモ」にします。（そして消滅する予感。(^^;）

リピート注文のFXで、高金利通貨の両建てはうかつにやってはいけませんね。トレンドが出て一気に上げた時、ショートポジションがごっそり取り残されます。一気に下げてロングが取り残されたならスワップが貯まって行くので、どっしり構えてまた上げる日を待ちますが、ショートでは日々マイナススワップが引かれて行きます。私の米ドル円ショートポジションは最も低いレートのものなど400円台のマイナススワップとなっています。500円値幅のポジションです。今すぐに決済となっても数十円しか利益が出ない。しかし利益が出るうちはまだ良くて、もう少ししたら決済時に損失が出ます。いっそ損切りしてしまいたくもなりますが、損切りしたのでは決済時の損失どころではない損失が出ます。どうにもなりません。

両建てで利益が出ている時にはこれは最強だと思ったのですが、今となってはかなり危険な手法だったのだと痛感しています。

【日曜コラム】米ドル円クロス円に分散投資する価値

先週のコラムでは複数通貨ペアでトレードするのがリピート注文で稼ぐ一つの手ではないかと書きました。その際、私の持っているポジションは米ドル円、ユーロ円、豪ドル円、カナダドル円ということでした。ここで、全て円のからむポジションで意味があるのか？というご指摘があるかも知れません。

私は十分あると思っています。
日々の値動きを見ていましても、同じ円のからむ通貨ペアでも動きはバラバラです。最近では米ドル円ユーロ円がだだ下がりでもカナダドル円と豪ドル円それにポンド円は上げているという状況が見られます。イエレン氏のハト派発言で米ドル円が暴落した晩には、独りカナダドル円だけが噴き上げていました。他は下落の一途だった一方でです。円ペア通貨の複数トレードは十分に補完し合う効果を持っていると思います。

【日曜コラム】リピート注文は複数通貨ペアトレードが強い？

私は昨年の12月10日、こんなエントリーをアップしました：

「これがトラッキングトレードの稼ぎ方？」

米ドル円、豪ドル円、カナダドル円の３通貨ペアでトラッキングトレードを動かしたことで一日２千円以上の利益が出せた、これがトラッキングトレードの稼ぎ方なのではないか？という内容です。
これは口座資産20万円で行うという無謀なもので、とんだ大間違いだったのですが、しかし複数通貨ペアでリピート注文トレードを行うことが利益につながるのはやはり間違いではなかったようです。今、私は米ドル円、ユーロ円、豪ドル円、カナダドル円でループイフダンおよびトラッキングトレードを動かしていますが、大変利益が伸びています。１万通貨の裁量トレードをリピート注文の利益が上回る日もあります。リピート注文を複数通貨ペアで行うこと自体は正解だったようです。

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日曜コラムに替えて：現在のFX投資戦略

今のリピート注文は下記のようになっています：

ループイフダン
豪ドル円ロング40pips値幅
ユーロ円ロング40pips値幅

トラッキングトレード
カナダドル円ロング45.6pips値幅

これに加えて米ドル円ロングが112.701円～118.237円まで、米ドル円ショートが108.168円～109.339円までポジションを取っています。

裁量トレードはユーロ円ロングが塩漬けです。約1,900円の含み損。

豪ドル円は『FX攻略.com』で秋川匡人さんとゆったり為替さんの対談を読みリピート注文に最適な通貨ペアと納得しましたので始めました。ユーロ円とカナダドル円はこれからの金融緩和終了を期待してポジションを取りました。米ドル円はポジションが溜まっていますので、おおよそそれで対応できるかと思いループイフダンは止めました。

【日曜コラム】ループイフダン最大のメリット

ループイフダンには、同一通貨ペア同一売買方向で止めたり再開したりを自由にできるメリットがあると書きました。しかし私にとってループイフダンが最も有難かったのはアイネット証券ホームページにある次のページです：

「ループイフダンの目安資金表」

私はトラッキングトレードからFXに入門しましたが、その時には証拠金というものがよく分かっていませんでした。10万円から始めましたが、トラッキングトレードを動かしても大半の資金は余ります。それを使って別通貨ペアのトラッキングトレードを始め、さらにまた余った資金で……ということをやっていました。最大３通貨ペアのトレードを資金20万円でやっていたのですから恐ろしいです。たまたまトランプ相場でどの通貨ペアもガンガン上げましたので塩漬けになるポジションがなく含み損が膨らむことはありませんでした。もしそうなっていたらロスカットでした。

リピート注文の必要資金というものが分かったのはループイフダンを始めて上のページを見てからです。
どのくらいの想定変動幅でどのくらいの値幅を取るにはいくら必要か一覧表になっていました。これを見て初めて、リピート注文には思ったよりおカネが必要なことを知りました。ループイフダンをやって最も良かったのはこのことです。
「目安資金表」は革命的でした。