【日曜コラム】ループイフダンのここがいい！

当ブログは一昨年１月よりループイフダンでの運用をリアルにご報告して来ましたが、最近ではループイフダンの書籍も複数発売され、ループイフダンを扱うブログも増えました。私が流行らせたようなものなのに私のスルーされ方はどうよ！？といった感じですが、まあいいです。今日はループイフダンのここがいい！ということでYouTuberっぽくお届けしてみたいと思います。（タイトルだけ）

ループイフダンの長所は３つあります。

１．全決済しなくても同方向（買いor売り）の新規システムを稼働できる
２．目安資金表
３．手数料無料

それぞれご説明します。

１．全決済しなくても同方向（買いor売り）の新規システムを稼働できる
トラッキングトレードでは例えばロングのシステムを動かしている時、新たに同方向（ロング）のシステムを動かすためには一度全決済をしなくてはなりません。これがループイフダンでは必要なく、同方向のシステムを追加できます。
これは一番のメリットで、口座資産が膨らんで新たなシステム稼働のために十分な資金ができた際、それまでのシステムを動かしたまま追加ができます。全決済をするとなると大損切りとなって損失が出ます。これは大違い。複利の効果で資産を増やすにはループイフダンはリピート注文の中で最適です。

２．目安資金表
アイネット証券のサイトにはループイフダンの「目安資金表」があります。「ループイフダン」のプルダウンメニューに「ループイフダンの目安資金」という項目があり、それです。
これを見ると何円の想定変動幅で何円動いた時に利確するかにより、いくらの資金が必要かが分かります。この１ページはとても貴重な１ページです。死なないトレードをするには１にも２にも資金管理が重要で、このページはとても助かります。この１ページがあることも、ループイフダンのメリットです。

３．手数料無料
私は初め、これが魅力でループイフダンを始めました。トラリピやトラッキングトレードは１ポジションの新規約定から決済までにつき数十円の手数料がかかります。口座資産から引かれる仕組みです。これが全く引かれないというのは、ループイフダンはなんと良心的かと思いました。
しかしこれはメリットとも言い切れないところがあり、ループイフダンはトラッキングトレードと比べるとスプレッドが広いのです。米ドル円ですとトラッキングトレードが0.3pipsのところループイフダンは2pipsです。格段の差です。あと0.3pipsで決済されず、そのまま急落してしまったというようなケースは多々あり、実際今週のトレードでもその場面がありました。そんな時、トラッキングトレードならば利益が出ていたのです。
ループイフダンは手数料を取られない代わりに利益が出にくいという面がある。もっと利益が出るのなら、いくらか手数料を払ってもトラッキングトレードの方が儲けにつながる可能性もあり、手数料無料は必ずしもメリットではありません。

いかがだったでしょうか。私は１、２の長所だけ取ってもループイフダンを選ぶ理由は十分と考えています。さらに手数料無料もあるならば、決定的かと思います。皆さんは如何お考えでしょうか？